「ノロイ」「カルト」など特色ある独特のホラー作品を手がけてきた鬼才白石晃士監督が、POV(主観映像)方式で作り上げた日韓合作のサスペンススリラーです

2015年5月2日レンタル開始
ある優しき殺人者の記録
作品情報
英題:A RECORD OF SWEET MURDER
邦画:サスペンス・スリラー
製作年:2014年製作国:日本/韓国
日本公開:2014年9月6日
上映時間:86分
公式サイト 

あらすじ
障害者施設から逃げ出し18人を惨殺した容疑が掛かっている男パク・サンジュン(ヨン・ジェウク)。いまだ身柄が確保されていない彼からの電話を受けたジャーナリストのキム・ソヨン(キム・コッビ)とカメラマンの田代(白石晃士)は、廃屋マンションの一室に呼び出される。彼らを待ち受けていたパク・サンジュンは、これから起きる全ての出来事を記録してほしいと頼み、あるカップルが部屋にやって来ると予言。そして、予言通りに日本人男女の凌太(米村亮太朗)とツカサ(葵つかさ)が部屋に現れ・・

予告動画↓


いやいやいや、これは驚いた
映画が始まっていかにもB級C級の匂いがしてました・・
でも想像を超えるラストに衝撃を覚えました
※ネタバレめっちゃしています
ある優しき殺人者の記録
韓国人女性ジャーナリストのキム・ソヨン(キム・コッビ)のもとに、一本の電話が入ります。それは・・・

ある殺人犯からの電話・・・
その男は、障害者施設から逃げ出し18人を惨殺した容疑が掛かっているパク・サンジュン(ヨン・ジェウク)でした。

驚くことに、キム・ソヨンは彼の幼馴染なのです
彼から、来るように指定されたマンションにカメラマンと向かうキム・ソヨン・・
白石晃士jpg

日本人カメラマンの田代役は、何とビックリ白石晃士監督その人・・・
北野武の様に自分でも出演しちゃうタイプの様ですね

あんまり顔が映りはしませんが、出演しています(=゚ω゚)ノ

指定された廃屋マンションに向かった二人は、そこで包丁を手にしたサンジュンに脅され、「これから起こる事」を全て記録するよう命じられるのだった~Σ(゚д゚;)
ある優しき殺人者の記録
アパートに2人を閉じ込めたサンジュンは
「25人を殺した(明らかになっていない7名を加えた)

「27歳になった時、27人を殺せば、10歳の頃に事故で亡くなった幼馴染のユンジン(ソヨンを含む3人で遊んでいたときに車に撥ねられた)と、自分が殺した人も全員生き返るという『神の声』を聞いた」
「今から起こる『奇跡』をドキュメンタリー映画にして、自分のやる事が正しいと証明する」
と言います。
ある優しき殺人者の記録
完全に頭おかしい人です・・・

さらに
「今からこの部屋に日本人のカップルが来る。その2人には首に痣があり、彼らから愛の力をもらって殺せばユンジンは生き返る」
と言い出しやがります


サンジュンの言う事を精神病による妄言だとして止めるよう説得するソヨンなのですが・・
かかってきた電話が預言めいた不可思議な言葉を告げ切れてしまう・・・

(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?これってマジなの?

ちょっとこの後の展開が予想がつかない展開になってきました
面白いのかつまらないのか?よくわからない・・

そして予言の通りに日本人カップルがマンションへと現れるのです
ある優しき殺人者の記録
日本映画なのにようやく出た日本人
ちょっとクレイジーな二人です
この二人の登場から映画にグッと引き込まれやすくなってきますね


襲い掛かるサンジュンにあっさりやられる二人・・
でも、こっからジャパニーズの真骨頂です


二人の愛を証明させる為に、女を犯すサンジュン・・・
神の啓示にそんなこと書いてあるんかい"(-""-)"


そうそう女は
葵つかさというグラビア出身のAV女優だそうです
ある優しき殺人者の記録 葵つかさ
けっこうハードなシーンもあり、なかなかです

こっから、日本人カップルの逆襲が始まり殺し合いみたいになっちゃいます
なかなか激しい展開に息をのみます

そして衝撃の真実が発覚・・・

日本人カップルには首に痣がないのです(((( ;゚д゚)))

首に痣があったのは・・・ソヨンとサンジュン・・・
本当に死ななければいけないのは・・首にアザのあるソヨンとサンジュンだったのです

ここからすごい衝撃のラスト(観賞予定の方は注意)
ある優しき殺人者の記録  ラスト
ここからの展開はまさに衝撃的でした

必ず生き返るからっとソヨンを殺すサンジュン
それと同時に空が雲がおかしなことに・・・
天から何か降ってきたーw(゚o゚)w オオー!
ある優しき殺人者の記録  神
神か・・神なのか?

そしてこの触手により過去にタイムワープするサンジュン
それは、ユンジンが死んだ事故の起こった日・・

事故からユンジンを救い、ユンジンの代わりにサンジュンが撥ねられ死にます

そして・・どうなったか?

サンジュンとソヨン、ユンジンの3人で映画館に向かうところ落ちてきたビデオカメラ・・それは一連の事件を録画したビデオカメラ・・

神の声を聴いたサンジュンの行いによって現代は変わっていたのでした

ソヨンが死ぬ前に、生き返ったら映画に行こうと言っていた・・その約束を守ったかのように歴史は変わったのでした

すべてを記録したビデオカメラの映像それこそが、「優しき殺人者の記録」だったというわけです。
おお~w(*゚o゚*)w すげえ映画じゃねーか

このラストに素直に凄いと思いました
神の声により違う世界になるというパラレルワールドです

この監督めっちゃすごいんじゃねーか?
これは・・前にも感じたことがある感覚・・

そう鬼才園子温監督です
園子温
白石晃士監督・・園子温監督の再来となる才能なのかもしれません
白石晃士
眼鏡にひげで・・・けっこう似てる(笑)
今後に期待したいですね


「殺人ワークショップ」という彼の最新作も観てみようと思います

B級映画の中に光るものがあったという感じで、なかなか満足いく作品でした
B級なので、若干甘い評価かも知れませんが・・・
是非一度観てもらいたい作品ですね

オススメ度:★★★★


 
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